足の裏の痛み

最近、久しぶりに来院された60歳台の女性の症例です。
【症状と治療計画】
特に思い当たる原因もなく、階段の昇り降りで足の裏に痛みが出るようになるったそうです。合わせて足首を回すと外くるぶしを主にぐるりと帯状に痛みと違和感が出ます。
足の裏の痛みと言われると『足底筋膜炎』がポピュラーな病名でしょう。
これは足の裏にある筋肉が炎症を起こし痛みが出る疾患です。
この方も痛む側の足の裏が痛くない側に比べて少し熱を持っていましたが、痛む部位を押しても痛みが出ないので、ふくらはぎ、向こう脛の筋肉疲労によるトリガーポイント性疼痛と考え鍼治療とストレッチを行いました。
【結果】
初回の治療直後に足首の違和感が軽くなりました。
3日後の再診時には足の裏の痛みもなくなっており、足首の違和感が残っていました。
3日後に旅行予定があり、いつも以上に歩くのが不安ということで、旅行前日に筋肉をサポートするテーピングをさせていただきました。
旅行後に再診した時は『必要以上に歩いたが（笑）痛みがなかった。』と喜んでいただけました。
【コメント】
足の裏の痛みを訴えられる患者さんは割と多いですが、今回のように鍼治療で対応できる場合が多いように思います。
しかし、『特に原因なく』発症する痛みは生活習慣や姿勢に問題がある場合も少なくないので原因の解明と再発予防が大切だと思います。
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あしもり鍼灸センター

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代表◎才野優一
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