アスリートサポートコースに電話問い合わせがあり相談に乗っていました。
高校生で腰椎の分離症によると腰痛にお困りのようです。
スポーツに一生懸命取り組んでいる子供に多い腰椎分離症ですが、太ももの裏側の筋肉(ハムストリングス)が硬く柔軟性がなくなっていると起こりやすいようです。
ハムストリングスに柔軟性がなくなっていることを『タイトハム』と言いますが、タイトハム改善のストレッチに取り組むことで腰椎への負担が減少し、分離症の予防になります。
また、分離症を起こしてしまった場合もハムストリングスの緊張を下げる治療を行うことで早期回復や痛みをコントロールしましょう。
ジャックナイフストレッチというストレッチがタイトハムの改善に効果的です。画像を貼っておきますので参考にしてください。
しゃがんで、足首をしっかりと握り、胸と太もも前面をぴったりとくっつけます。この状態から、膝をできるだけ伸ばしていきましょう。その際に、胸と太ももが離れないように注意することが必要。股関節を完全屈曲した状態で、膝を伸ばすというのが特徴です。このポジションで、膝をできる限り伸ばすように10秒間力を入れましょう。これを5セット行います。 朝と夜の2回行えば効果的です。
(引用先リンク)
“http://www.geocities.jp/ksairyo/jack2.pdf”
ハムストリングスの柔軟性を高めることは分離症以外の腰痛の改善にも高い効果が期待されます。
慢性腰痛でお困りの方は治療と合わせてお試しください。
(あくまでタイトハムに関するストレッチですので、骨粗鬆症がある方や痛みが強い時なとはご自分で判断しないで専門医に相談してくださいね)
コメント